景山 陽一教授らのグループが共同で進めている研究について紹介されました。

 高齢化が進む建設現場の安全性を高めようと,本学とIT企業の「ADK富士システム」が2020年から共同で進めている,現場の映像から作業員の危険な動作を察知し,現場責任者に通知するシステム開発への取り組みが紹介されました。
  景山研究室に所属する本研究科の雲 河晨さんは,現在開発を進めている「安全な動作モデル」という概念を構築し,それから外れたら「危険」と察知できるシステムについて『取得した骨格データから体調も分析できるようになれば』と語ります。
 新年度は,建設業界での「ヒヤリハット」の事例を学べる教材の事業者への提供を目指しており,景山教授は『疲労や体調不良で,本人も気づかない範囲で危険につながる動作をしていることがある。それを検出できれば』とコメントしました。

読売新聞 2024年3月13日号 25面
秋田魁新報 2024年3月20日号 4面

https://www.riko.akita-u.ac.jp/whatsnew/r5/5143.html